売り切れた商品をPOSで非表示にしたい(NECモバイルPOSの販売ステータスについて)

NECモバイルPOSには、商品が売り切れた時にその商品を販売できないようにする「販売ステータス」の切り替え機能があります。

POSでは、商品を素早く見つけ出すために、部門別に分類された商品選択画面が用意されています。タッチパネルで商品を選んで、販売することができます。

ここで、本日用意していた「おでん」が売り切れたとします。これから先は、おでんの注文を受けられない状態ですので、商品選択画面に表示せず選択されないように設定することができます。

販売ステータスを「販売停止」にすることで商品選択画面で表示されなくなります。

詳しくはこちらの動画をご覧ください。

NECモバイルPOSで定価を特別価格に変更したい

店舗で商品を販売している時に、特別割引などで定価とは異なる売価で販売することがあります。NECモバイルPOSではその販売価格の変更をワンタッチで行うことができます。

まず初めに、加盟店ポータルで、商品マスタを登録するときに、特別売価を3種類登録できるので、事前に登録します。

そして、実際に販売する際に、売価をワンタッチで変更することができます。

勤怠打刻(タイムレコーダー)はどんな機能がありますか?

dPackでは、シフト管理ができるだけでなく、勤怠打刻(タイムレコーダー)の機能もあります。

シフト管理は「希望シフト」「予定シフト」の作成をする機能ですが、勤怠打刻は「実績シフト」の自動入力になる機能です。

(シフト管理の機能についてはこちらをご覧ください)

https://dmagt.com/2024/12/01/シフト計画を作る画面ではどんな操作をしますか/

それでは、実際の勤怠打刻(タイムレコーダー)の操作画面をご説明します。

勤怠打刻については、POSやdPackに使用されているiPadからも打刻作業が可能ですが、できればタイムレコーダーとして専用機器を置かれることが多いです。

ですので。勤怠打刻の画面は、通常のdPackの画面とは異なるURLで使用することができるようになっています。

シフト管理にて「予定シフト」に入っている従業員は、濃い青色で表示され、シフトには入っていないけれどこの店舗に勤務する可能性のある従業員は水色で表示されます。

現在出勤していたり、今日の勤務が終わった従業員は緑色で表示されます。

アンケート調査を行う機能もあり、その設問を自由に作成することができます。

この機能を使うと、体調管理などの調査にも使用することができます。

また、カメラ付きのタブレットを使用している場合には、フロントカメラで出勤した従業員の顔写真を撮影して、打刻のなりすまし防止や、体調チェックや身だしなみを確認することもできます。

打刻されたデータは、責任者が画面上で承認した上で、dPackからダウンロードできます。

ダウンロードデータは下記のようなデータレイアウトでEXCELファイルで出力できます。

0.はじめに

dPack(でぃーぱっく)と読みます。

1998年に開発スタートし、20年以上をクラウド上で安定稼働する外食業・小売業の多店舗経営管理システムです。

まだインターネットがモデムでつながっていた頃、クラウドという言葉もありませんでしたが、必ずこの時代がやってくると信じてインターネットブラウザで完結するシステムを目指しました。

通信回線がモデムからADSL、光ファイバーと進化し、IEやChromeなどブラウザの使用比率が変わり、さらにパソコンからスマートフォンへと端末が変わっていく時代に合わせて着実に進化を続け、dPack Ver.3(開発名d3)は、PCブラウザはもちろん、スマートフォンやタブレットでも動作するようにデザインから見直し、20年間蓄積されたノウハウと機能はそのまま移植して、新しく開発されています。

店舗が複数場所に点在し本部と離れているケースでもインターネット回線でどこでもツナガル時代になりました。テレワーク時代の到来とともに、もはや距離や時間差に邪魔される時代は終わり、店舗もDXを推進するでしょう。

dPackはそのお手伝いを強力に支援していきます。

dPack Ver.3は、過去20年間に蓄積されたノウハウを活かして、

  1. ご利用者様から過去にご要望を頂いた様々な売上分析の帳票やグラフ
  2. 売上予算や経費予算の設定やその予算編成手続きのワークフロー
  3. 店舗や本部から仕入先への発注(メール、FAX、EDI)とその情報を元にした仕入や検品
  4. その仕入高から計上した買掛金の照合、残高管理と支払処理
  5. 売上とほぼリアルタイムに連動した在庫数の管理と売上仕入外の入出庫の登録
  6. 全店の作業実施状況が全店一覧で確認できる実地棚卸
  7. 従業員が自分のスマホから希望する時間帯を申請できるシフト管理
  8. 出勤時に顔写真や健康アンケートなどを確認できる勤怠打刻
  9. 自由に設計できる営業日報
  10. 仕入先での出荷を管理するピッキングリスト
  11. POSデータのBIツール(tableauなど)との接続

など、豊富な機能が、すべてブラウザ上で動作します。

いえ、必要ありません。

パソコンであればChromeやEdgeなどのブラウザを使用することができます。

iPadなどのタブレット端末では、SafariやChromeをお使いいただくことができます。

1.POSとのデータ連携

はい、可能です。

店舗で使用しているPOSからデータを集めたサーバーと連携することで、できるだけリアルタイムな情報をdPackに取り込んで、売上データ分析や各種帳票の照会ができます。売上データは商品の出庫データとして在庫から自動的に引き落とすことができ、ほぼリアルタイムな在庫管理が可能です。会計データからは、売掛金やクーポン支払などの情報も取得でき、営業日報などの参考情報としても使用できます。

すでに使用されているPOSとのデータ連携については、お客様からPOS事業者様をご紹介いただき、機密保持契約を行ったうえで私どもがPOSデータ連携の打ち合わせを代行することができます。

【例:NECモバイルPOSとのデータ連携】

はい、可能です。

利用者様が集信サーバーを本部内に設置して、各店舗のPOSから毎日のデータを集められている場合には、dPackはそのサーバーとの通信を行うことによって売上データ等のデータ連携を行います。

その場合、集信サーバーが各店舗から日次(1日に1回)で集まってくる場合には、その集信後にdPackとのデータ連携を行い売上分析や在庫移動に反映されます。例えば、店舗営業終了後の閉設時にデータがサーバーに送られる等の運用をされている場合は、翌日の朝にdPackに反映されるのが一般的です。

このため、お客様がお使いになっている集信サーバーの集計タイミングによっては、リアルタイム性は制限されます。

dPackは、開発当初からどのメーカーのPOSであってもデータ連携を行うことをポリシーとしており、お客様の依頼に基づいてPOSメーカーが協力していただける限り、国内外を問わずデータ連携してまいりました。

データ連携の実績としては、NECグループ各社、MICROS、富士通、東芝TEC、ノバシステム、テラオカアスターなど多岐にわたります。

例えば、NECモバイルPOSのように店舗のPOSで売上計上がされる都度、NECクラウド上のサーバーにデータが送信される場合に、dPackは5分毎にそのレシートデータを取得しています。ですので正確にはリアルタイムではなく、5分遅れ程度の時間差があるデータ連携ですので、ほぼリアルタイムという表現をしています。

一般的に、店舗のPOSは現場でストップさせるわけにはいかないので、インターネットに接続されていない場合には、その端末内にデータを一時的に保存しています。そして、クラウド上のサーバーにデータを送信するのは、次にインターネットに接続できた時に再開される仕様なので、そこでも時間差が生じる可能性があります。

なお、dPackがNECクラウドからレシートデータを取得すると、そのまま在庫の出庫として計算処理を行ってほぼリアルタイムな在庫管理ができます。