d Pack機能更新のご案内

d Pack機能を追加しました。

《月次シフトデータ出力機能追加》

シフトの「希望」「予定」「実績」のデータが、期間指定と店舗選択を行って出力できるようになりました。

①月次シフトデータ出力画面

出力する対象の期間と店舗を選択し、「ダウンロード」ボタンをクリックします。

 

 

《売上分析の前年比表示追加》

売上分析画面で、当年と前年の数字は表示しておりましたが、前年比の表示ができておりませんでした。今回の更新で「表示する項目の設定」より、前年比の表示・非表示も指定できるようになりました。

①表示する項目の設定画面

前年実績表示の「前年同日比」「個別設定」それぞれに、前年比も表示する選択ができるようになりました。

【前年比表示対象の分析画面】

「担当者別売上(部門別)」「部門別売上(担当者別)」「部門別担当者別売上」

※その他分析画面も随時、表示対応を行っていきます。

 

NECプラットフォームズ「TRUE TWINSHOP」ともリアルタイムでつながります

iPadを使ったPOSだけではなく従来からのWindowsPOSとも接続したいというご要望にお応えして、NECプラットフォームズ社のご協力を頂き「TRUE TWINSHOP」ともリアルタイムデータ交換することになりました。

TRUE TWINSHOPの特徴は、大規模小売店チェーンにも対応できるスケーラビリティ(数的な拡張性)があげられます。すでにPOSを導入されている小売店の入れ替えにも適しています。

上記の説明に「基幹システムとも容易に連携でき」ると記載があるように、POSを上位システムと接続する設計思想が今までにない発想で、今後注目すべき商品です。

dPackはその設計思想に共感し、すぐにリアルタイム接続のプログラム開発を行いました。

これで、1店舗から数百店舗まで対応できるラインナップが整ったと自負しています。

 

 

予算を登録する(売上予算、仕入予算、人件費予算)

店舗管理に必要な要素に、予算登録の機能があります。店舗が独立して採算がとれているのかどうかを把握することは、減損会計が適用されている現在ではとても重要な指標となるのです。

予算といっても、売上だけではありません。仕入も人件費も予算設定が必要です。これら仕入高と人件費を管理可能費といいます。店舗運営には、廃棄ロスが生じないように仕入れ、無駄な人員配置が生じないよう効率的なシフトを組むことが求められているのです。

1.予算登録を行う店舗を選ぶ

予算設定を担当する人が、複数の店舗を担当しているケースもありますので、予算登録はまず店舗を選択するところから始めます。予算を入力したい店舗名をタッチします。


【便利な使い方】

この画面で店舗予算が一覧表示されているので、どの店舗がどこまで予算登録が進んでいるのかを進捗管理することができます。全社の予算編成責任者は、この画面を見て各店の予算作成者を指導することができます。


2.予算登録は原則として日次で

予算と言っても、金額を入力するだけではありません。例えば、売上予算については、客数や客単価という過去の統計上の数値がベースとなって将来の変更点を加味して、結果的に売上高を推定することができるのです。

客数は前年比同数としても曜日によって変化するでしょう。客単価は商品構成やおススメによって店頭の努力によって計画的戦略的に引き上げていくことができるのです。

同様に、仕入予算は仕入率(≒原価率とみなしています。在庫量に大きな変動が無いと前提しているからです)は、取り扱う商品の付加価値によって変化するので、予算を組む時の商品戦略に基づいて予想していきます。付加価値の高い商品を品ぞろえすること、新商品を開発することを想定しながら仕入予算を編成します。

人件費予算は売上高に連動して変動費として考えます。なぜなら効率的な人員配置が必要だからです。無駄な人件費が発生しないようにコントロールすることが求められるでしょう。

これらを日次で予算組みすることは大変そうに思われるかもしれません。しかし、慣れてくると経営者間隔が身についてくる大切な業務ノウハウであることがわかっていただけるでしょう。

日次で登録した予算を月次で集計して、俯瞰してみます。特にバランスが偏っていないかをチェックするのに有効です。

また、日次よりもっと細かい「時間帯別」に予算登録したいという場合にも対応しています。

3.EXCELファイルでアップロードして登録

予算の登録は、画面上からの入力だけでなく、EXCELファイルにダウンロードした後で、EXCELにて入力し、そのファイルをアップロードすることで一括登録することができます。

こうして登録された「予算」は、すべて分析画面の表示項目として使用されるのは言うまでもありません。

 

分析項目はカスタマイズが可能です

業績照会や売上高の分析画面はカスタマイズ要望が多い機能です。それぞれの会社が各々の切り口で照会したいというニーズが多いのです。また会社だけでなくユーザーごとにもいろんな集計の方法や数字の見方がありますので、すべてを網羅できることはできなくても、自由度を高める設計をしています。

その機能をいくつかご紹介しましょう。

1.項目表示・非表示の設定

表形式で表示する時に、横軸を多く表示すると横スクロールが長くなって見ずらくなることが多いです。

そういう時のために、横軸に表示する項目についてはユーザーが自由に設定変更できるようになっています。しかもその設定はユーザーが使用するブラウザごとに保存されるので、直前に行った設定を記憶してくれるように設計しています。

2.分析パターン設計と参照権限

業績照会の集計するグループや整列順序などを「分析パターン」として名前を付けて保存することができます。さらに、そのパターンごとに参照する権限をどのユーザーに与えるかどうかを設定してセキュリティレベルに応じた照会制限をかけることが可能です。

この参照権限の設定は、日報でも適用されます。

このように、dPackは営業秘密を守るための法的な前提条件である「秘密管理性」について準拠できるように設計されています。

 

 

 

多種多様な分析画面がすぐに使えます

私たちがdPackを20年前に開発した時から、売上分析機能に注力してきました。それは当時のPOSではその記録した膨大な売上データを集計したり分析することはほとんどできなかったからです。

dPackでは20年前から売上データをレシート単位(トランザクション)で保管しています。数億レコードにおよぶ売上データを使って売上分析ができます。それはBigデータという言葉がこの世にまだ存在しない頃からです。

ここでは、その分析画面のいくつかをご紹介しましょう。

1.業績照会

POSデータを使えば、表形式やグラフでいろんな切り口での集計が可能です。例えば店舗別に並べて業績を比較したい場合には「業績照会」機能が便利です。業績照会は、日別、週別、月別だけではなく、セール期間だけの日付範囲指定や検索条件による絞り込みも可能です。

また、その表やグラフを集計したり参照する権限もユーザーごとに設定できるので、見せるべきものは見せ、見なくてよいものは見せないようコントロールできます。

①店舗別業績照会

もっともオードドックスな店舗一覧形式の業績照会です。


②日別業績照会

全店合計で表示していますが、虫眼鏡の欄にある抽出条件を店舗に変更すると、その店舗だけの表示に切り替えることができます。


③週別業績照会

週毎に集計することができます。店舗や期間を指定することができるのはすべての画面で可能です。


④月別業績照会

前年同月との比較に使用することが多い集計表です。月次決算で予算との比較などにも利用されます。


⑤曜日別業績照会

指定した期間で曜日別に集計するとどのような特徴があるかを見る表です。曜日別の業務負荷を測定してシフト管理などに役立てることが多いです。

 


【便利な使い方】

さらにこれらのデータはグラフ表示に切り替えたり、EXCELで使用できるファイルでダウンロードすることもできます。

2.時間帯別売上分析

レシートデータを保持しているからこそ複数軸で集計できるのが、売上分析の強みです。

①時間帯別売上

②時間帯別売上(店舗別を横軸)

③時間帯別売上(部門別を横軸)

④時間帯売上(日別を横軸)

⑤時間帯別売上(月別を横軸)



表形式は、横軸と縦軸の組み合わせで表現しますので、いろんな組み合わせを用意してあります。上記の表の横軸を、縦軸に追加した表形式です。

⑥時間帯別店舗別売上

⑦時間帯別担当者別売上

⑧時間帯別部門別売上

 


3.部門別売上分析

小売店では商品の種類を「部門別」とし集計することが多いので、部門別売上集計も多種多様に用意しています。

①部門別売上

②部門別売上(店舗別)

③部門別売上(時間帯別)

④部門別売上(日別)

⑤部門別売上(月別)


また、店舗別を縦軸に移動して表現します。EXCELダウンロードなどで扱いやすい形式です。

⑥部門別店舗別売上

⑦部門別担当者別売上

4.担当者別売上分析

小売店のなかでも販売担当者ごとに売上を集計することがよくあります。販売担当者に予算目標設定がされていたり、個人の業績評価に使うことができます。

①担当者別売上

②担当者別売上(時間帯別)

③担当者別売上(部門別)

④担当者別売上(日別)

⑤担当者別売上(月別)


5.店舗別売上分析

店舗別の売上分析は翌期の予算作成などでよく利用されています。

①店舗別売上


②店舗別売上(時間帯別)

③店舗別売上(部門別)

④店舗別売上(日別)

⑤店舗別売上(月別)

6.商品別売上分析

レシートデータを保持しているからこそ可能になるのが商品別売上分析です。

①商品ABC分析

②商品別売上(店舗別)


③商品別売上(日別)

④商品別売上(月別)

⑤商品別売上(曜日別)

⑥商品別店舗別売上

⑦商品別担当者別売上

 

これからもご要望を取り入れながら分析帳票画面は増やしていく予定です。


 

 

dPackはPOSとリアルタイムでつながっています

dPackは、NECモバイルPOSとデータ交換を実現しています。

その日の売上データを5分間隔で自動的に取得していますので、売上金額などをd-Packの分析画面でほとんどリアルタイムに照会できます。

売上データには販売数量も含まれており、在庫数量から自動的に引き落としますので、リアルタイムに近い在庫数量を照会することができます。

(注意事項)

①データ交換は設定時間によって異なります。初期設定は5分間隔でデータ交換しています。

②NECモバイルPOSをオフラインでご使用された場合には、オンラインになってからの更新になります。

レシート内容の照会と修正ができます

もう20年以上前のお話になりますが、dPackをPOSとつなげたときにお客様から教わったことに「店舗のPOSでレシート削除をさせない」という経営方針がありました。店頭のPOSでレシート削除を認めると、お客様が帰られたあと返金があったかのように見せかけることができるので不正の温床になるというのです。

「本当に間違えたらもう一度入力しなおしてお客様に対応する。差額は返金等の対応をするが、間違えたレシートの削除については必ず本部に報告書を提出させて本部で修正する」

ということは、dPackに取り込んだレシートデータを画面上で照会できて、さらに削除することができるようにしなければなりませんでした。

さらに、その修正後の売上情報は経理システムに会計仕訳としてダウンロードしなければなりません。売上高の計上仕訳を、経理システムに手入力するのは店舗数が増えれば増えるほど手間がかかるのです。

dPackはPOSデータを取り込んで会計まで送信できる精度にチェックして確定させる必要がありました。

その機能を実現したのが「売上登録」です。

1.日次の売上データを総覧する

該当する月毎の日付単位でのいわゆる「Zレシート」に相当する情報が一覧表示されています。

データ交換によってPOSデータを取り込んで日別に集計した一覧表で照会できるようにしています。POSデータは売上情報だけでなく、その支払方法まで含まれています。会計仕訳を起票する際には、クレジットカード払いの区別もしなければなりません。


【便利な使い方】

クレジットカードは決済代行会社ごとに入金になりますので、「(借方)売掛金 / (貸方)売上」として仕訳計上する時に、決済代行会社の別に区分して計上したいというご要望を受けることがあります。その場合、店頭でクレジットカードの種別を分けられるように支払方法にクレジットカードの種類別にわけるという方法で対応されることが多いです。


それでは、売上日の修正をしてみましょう。日付をクリックするとレシート明細の一覧が表示されます。

2.レシートの売上日変更または削除

POSのレシートデータの修正で最も多いのは、売上計上日の間違いです。日次の締め処理(POSの閉設処理)をするのを忘れて、翌日もそのままPOSレジを操作してしまった場合に生じます。

売上計上の日付を間違えると、その日は売上データが存在しないことになりかねません。そこで、複数のレシートデータを売上日一括変更できるようにしています。

また、レシート削除についてもこの画面で行うことができます。間違えたレシート番号を本部に報告してしかるべき責任者の承認をもらってから、レシート削除の手続きが行われます。

3.レシート照会

削除する前に、レシートの指定が正しいかどうか確認します。削除したいレシート番号が報告されているとはいえ、そのレシート番号を書き間違っている可能性もありますので、レシートの内容を照会して確認したうえで削除するようにします。


【便利な使い方】

dPackでレシートデータを削除しても、POSのレシートデータまで消えることはありません。あくまでも正しい売上高を計上するためにこの「売上登録」機能を使います。

POSデータについては電子帳簿保存の要件を満たすように、入力されたそのまま、お客様にお渡ししたレシートの情報のまま保存されていて、dPackでは管理上の正確性を保つように修正することができるという使い分けになります。

 

タブレットPOSのデファクトスタンダード

創業以来20年間のPOS機器問題について、とうとう解決する時が来ました。

それが、NECのモバイルPOSです。

当社は2015年に、このモバイルPOSをdPack次期バージョンであるd3の標準POSにすることを決めました。

今から20年前は専用のハードウェアに専用の無線通信プロトコルを使って、各メーカーはPOS本体やハンディターミナルを運用していました。メーカー独自の技術を使って実現されていたので、保守サービスもメーカーが行っていたのです。

2004年になってWindowsPOS標準が提唱されたり、linuxPOSが発売されるなど、パソコン技術による安価なPOSが市場に出回りました。しかし、ハードウェアそのものの耐久性が問われるので、大手メーカーの寡占を突き崩すことは出来ませんでした。

それが、大きく変化する時が来ました。2008年のiPhone発売、そして2010年のiPad発売です。

インターネットが常時接続になり、データがクラウドに保存できるようになりました。
そして、タッチパネル操作が耐久性を解決しました。機械部品であるボタンはとにかく故障が多い…これをタッチパネルにしたことですべてソフトウェアで解決できるようにしたのです。しかも、クラウド環境から設定を遠隔操作で変更できるようになりました。

2012年ごろからベンチャー企業がiPadPOSを相次いで発売、無償でPOSソフトウェアを配布する会社まで現れます。それでもiPadのような機器で本当にPOSが動くのだろうか…やはり保守が心配だという声はまだ聞こえていました。

そこで登場したのがNECモバイルPOSでした。サポート面でもNECブランドの安心感があります。

当社は、このNECのiPadPOSについて2013年から注目していました。


このサービスが2014年に国内で開始されてすぐに評価を開始、2015年に販売店契約を締結し、商品マスターや売上トランザクションなどのデータ交換を実現しました。

その後の数年間、毎月のようにアプリがバージョンアップしていくスピードを見ても、このPOS製品が業界標準になっていくのは時間の問題だと考えています。